便秘をすると腫れて痛いニキビが出来るワケ

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便秘をすると腫れて痛いニキビが出来るワケ

便秘をすると腫れて痛いニキビが出来るワケ

便秘とニキビは深い関係があるとされていて、便秘をするとニキビが出来やすくなる人は多いですが、普段からニキビが出来やすい人でも便秘をするとニキビが悪化して、特に腫れて痛いニキビが出来始めることが多いです。

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便秘と腫れて痛いニキビには熱のこもりが関係している

人間は体内の熱を大便や小便、呼吸や肌から体外に排泄しています。

大便や小便は温かい固体や液体が体外に出ることで体の中から熱が抜けているのです。

温かい便が排泄されると体内の熱が抜ける

呼吸から排泄している熱については」、息を手に吐きかけると温かく感じますが呼気によって体の中の熱が外に出ているために温かく感じるのです。

呼気をガラスに吐きかけるとガラスが曇りますが、呼気からは熱だけではなく水分も体外に排泄されています。

肌からも不感蒸泄(ふかんじょうせつ)で水分が逃げていますが、呼気からと同じように肌からも水分と一緒に熱が体外に排泄されています。

不感蒸泄とは・・・発汗以外の皮膚および呼気からの水分喪失をいう。皮膚からの蒸散のみを指すという意見もある。不感蒸泄の量は,条件により大きく変動するが,常温安静時には健常成人で1日に約900ml(皮膚から約600ml,呼気による喪失分が約300ml)程度である。発熱,熱傷,過換気状態などで増加する。

引用 日本救急医学会 http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0515.htm

これらに加えて、女性の場合には大小便や呼吸に加えて生理でも熱を体外に捨てています。

生理前には高温期になり生理が始まると低温期になることから、東洋医学では生理によって体の中の熱が抜けていると考えられているのです。

東洋医学では白ニキビに熱のこもりが加わると腫れて痛い赤ニキビに発展すると考えられている

ニキビの始まりは毛穴が目詰まりすることで出来る白ニキビが最初ですが、東洋医学ではこれらの熱の排泄が滞って体の中に熱が溜まってくると毛穴の目詰まりや白ニキビが腫れて炎症をおこした赤ニキビや痛いニキビに発展すると考えられています。

便秘をしても腫れて痛いニキビが出来ないようにするためには

便秘をすると大便で排泄されるはずだった熱が外に出て行かずに体の中に溜まった状態になります。

便秘が長引けば長引くほど熱のこもりが強くなって腫れたニキビや痛いニキビが出来やすくなってしまうのです。

このような時に便秘薬を飲んで便が出れば体の中の熱が抜けていきますので腫れたニキビの腫れが引いたり痛かったニキビの痛みが和らいだりするでしょう。

あまりに腫れの大きなニキビや痛いニキビが増えてしまった時には緊急的に便秘薬で便を出すことは良いことだと思いますが、それを繰り返しているだけでは根本的な解決にはなりません。

体の中の熱は便だけではなく肌からも外に排泄されています。

確かに便秘をすると熱のこもりが強くはなるのですが、便秘をすると誰でも腫れたニキビや痛いニキビが出来るわけではありません。

便秘をすると腫れて痛いニキビが出来やすい人は、肌からの熱の発散が上手くいっていない場合が多いです。

肌からも熱が上手く抜けていない上に便秘でさらに熱のこもりが強くなることで腫れたニキビや痛いニキビが出来やすくなるのです。

肌から熱が抜けにくい人は肌の働きが低下している場合が多いです。

肌の働きを高めることで便秘で多少熱がこもったとしてもニキビが出来たりはしなくなります。

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