花粉の時期にニキビが増えたり肌荒れが悪化するのは

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花粉の時期に悪化するニキビや肌荒れ

花粉の時期にニキビが増えたり肌荒れが悪化するのは

毎年春先になるとニキビが増えたり肌荒れが悪化し始める人が増えてきます。

春先はちょうど花粉が飛び始める時期で、春先にニキビが増えたり肌荒れが悪化するのは花粉の影響が関係していることが多いです。

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花粉皮膚炎?春先の花粉とニキビ、肌荒れの関係

春先のスギやヒノキの花粉のピークは、地域によっても差がありますが2月の下旬から4月中旬頃まで続きます。

花粉の飛散量と症状の関係 出典:大久保公裕、馬場広太郎、週間日本医事新報

花粉症の症状は目のかゆみや充血、くしゃみや鼻水、鼻詰まりなど粘膜に表れるアレルギー症状が多いのですが、花粉皮膚炎と呼ばれる肌のかゆみやガサつきなどの肌荒れやニキビが増えて悪化するなどの肌に表れる症状でお悩みの人も多いです。

花粉の時期の肌荒れやニキビの悪化、カギを握るのは冬の乾燥

花粉が飛び始める2月は一年の内でも最も気温が低い時期で、気温が低いことで空気中に含まれる水分量が少なくなって湿度が低下し空気が乾燥している時期です。

このように湿度が低い時には肌も乾燥しやすくなります。

正常な肌状態は花粉などの影響を受けにくくするバリア機能がある

肌の角質層は角質が10枚から14枚隙間なく重なり合って、外部からの花粉などの外部刺激の影響を受けないようにする働きがあります。

肌の角質は家の屋根のような役割があり、家の屋根がしっかりしていれば雨が降っても雨漏りなどしないように、肌が正常な状態で角質が隙間なく重なり合っていれば花粉などの外部刺激の影響を受けにくくなります。

肌の乾燥でバリア機能が失われると花粉の影響を受けやすい肌になる

 

 

しかし、寒い時期の湿度の低下で肌が乾燥していると、乾燥によって角質が正常に形成されずに隙間が出来やすくなります。

家の屋根に穴が開いて雨が降ると雨漏りするように、肌の角質が乾燥すると花粉などの外部刺激の影響を受けやすくなります。

冬の寒さで肌が乾燥して外部刺激の影響を受けやすくなっているところに、春先に飛び始めるスギやヒノキの花粉が肌に付着すると肌のかゆみやガサつきなどの肌荒れや花粉などの刺激が影響してニキビができやすくなるのです。

スギやヒノキの花粉は前年の夏の気温が高いほど飛散量が多くなると言われていますが、花粉皮膚炎の肌荒れやニキビの悪化などは、冬の気温が低く肌が乾燥しやすい状態になっている年ほどお悩みの人が増えるということになりそうです。

花粉の時期のニキビや肌荒れを防ぐには?

花粉の時期に悪化するニキビや肌荒れを防ぐためには、肌を正常な状態に整えておくことが大切です。

予防のためには、花粉が飛び始める前の冬の始まりから肌を乾燥させないよう保湿をしっかりと行い、肌が乾燥しやすい人はオイルやクリームなどで保湿状態を維持できるような肌状態に整えておくことが必要です。

また、保湿のスキンケアを続けていても肌が乾燥しやすい人の場合は、体の状態が影響しているのかもしれません。

体内原因の水滞(すいたい)が強くなると乾燥しやすい肌状態になる場合があります。

水滞(すいたい)によって体の中の余分な水分が多くなると、肌から不感蒸泄(ふかんじょうせつ)で発散しなければならない水分量が多くなり、肌からの水分の蒸発が繰り返されるようになります。

冬場、唇が乾燥して舌で舐めて唇を濡らすとすぐにまた唇が乾いてしまって、一度濡らした唇が乾いた後は舐める前よりも乾いてしまったという経験をしたことがあると思いますが、唇などの粘膜や肌が濡れて水分が蒸発すると、粘膜や肌の内側に含まれる水分も一緒に蒸発してしまうため、唇を舐める前よりも乾いてしまうという現象がおきるのです。

水滞(すいたい)が強く、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)によって肌表面からの水分の蒸発が繰り返されると、角質層内に含まれている水分も蒸発しやすくなって肌が乾燥しやすくなるのです。

他にもお血(おけつ)による熱のこもりが強くなることでも肌が乾燥しやすくなることがあります。

スキンケアで保湿をしっかり心がけても肌が乾燥しやすく、花粉の時期にニキビや肌荒れでお困りの人はまちだ美顔の無料Web相談で現在のあなたの肌と体の状態診断をお受けください。

体の状態を整えれば、春先のスギやヒノキの花粉の影響を受けにくい肌にすることができます。

 

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