口周りニキビや吹き出物改善のために気をつけたい4つこと
口周りニキビや吹き出物改善のために気をつけたい4つこと
目次
出来ては治ってを繰り返してお悩みの人が多いのが口周りのニキビや吹き出物です。
皮膚科の薬やビタミンのサプリを飲んでもなかなか治らず、長い間悩まされている人が多いようです。
口周りにブツブツ出来るニキビや吹き出物を改善する方法はないのでしょうか?
いつまでも繰り返す口周りニキビを改善するためには、なぜ口周りにニキビが出来やすいのかその原因を見つけることが必要です。
口周りにニキビや吹き出物が出来る原因
口周りニキビとストレスの関係
ニキビが出来る原因はストレスが溜まっているからと言われることがあります。
ストレスはニキビの原因なのでしょうか?
以前「皮膚科の先生に、ストレスがニキビの原因だからストレスを溜めないように言われたけど、繰り返し出来るニキビが一番のストレスなんです」と言う人がいました。
こういう人は、口周りのニキビが治らない限りストレスを解消出来ないということになってしまいます。
ストレスはニキビの直接的な原因なのでしょうか?
ストレスから胃が痛くなったり食欲が減退したという経験がある人は多いと思いますが、過度なストレスは胃に症状が表れやすいです。
しかし、同じような環境にいて自分と同じ位、あるいはそれ以上のストレスを感じているはずなのに胃が痛いようにも見えないし、全く食欲が落ちずにモリモリ食べているという人もいます。
もちろん、ストレスを感じる感じないは個人差があるものですが、実はもともとの胃の状態が違うことが多いようです。
もともと胃の状態があまり良く無い人は、少しのストレスでも胃に負担がかかって胃痛や食欲減退をおこしてしまうのですが、元々胃が丈夫な人はストレスを感じても胃の症状が表れないだけなのです。
ストレスを受けても胃の痛みや食欲減退などの症状が表れないという人でも、頭痛や不眠などの悩みを抱えているかもしれません。
過度なストレスを受けると、体の弱い部分に負担がかかりやすくなります。
そして過度なストレスが胃に来やすい人ほど、ストレスを感じると口周りにニキビが出来やすいようです。
口周りニキビと胃の調子の関係
口は、食道を経て胃につながり、胃から腸、肛門へとつながる消化器官の入り口で、胃の働きが低下していると唇が荒れやすかったり口角が切れやすかったりする人が多いでが、口周りに出来るニキビや吹き出物も胃の調子と深い関連があります。
口周りにニキビや吹き出物が出来やすい人は、胃が痛くなることが多かったり、胃もたれや胸やけしやすかったり、食欲がない人が多いのですが、普段はこれらの胃の症状が無くても、暴飲暴食で胃に負担がかかると口周りニキビや吹き出物が出来てしまう人もいます。
普段胃の痛みやもたれが無く胃の働きが良い人は、暴飲暴食で一時的に胃の負担が大きくなってニキビや吹き出物が出来ても食生活を元に戻せばニキビも自然に治りますが、胃の働きが低下している人は暴飲暴食などはしなくても口周りにニキビや吹き出物を繰り返してしまいます。
口周りニキビ改善のための注意点
口周りに出来るニキビや吹き出物には胃の調子が大きく関係していることが多いです。
胃の負担を少なくすることが口周りニキビや吹き出物を改善することにつながります。
早食いは避け、食べ物を良く噛んで食べる
胃は食べ物を消化する場所です。
口からとった食べ物は、まず口で噛んで咀嚼します。
噛んでいる間に唾液が出てきますが、唾液に含まれるアミラーゼは炭水化物などのでんぷんを分解する働きがある消化酵素の一つなので、良く噛んで食べないとでんぷんを消化しにくくなってしまいます。
また、消化とは食べ物を吸収しやすいように分解すると言うことですから、消化は胃だけが負担しているわけではなく、口で噛むことも食べ物を分解するという考えからすると消化の一部ということになります。
口で良く噛んで充分に咀嚼してから食べ物を胃に送ったほうが、胃の負担は軽くなります。
食べ物を良く噛んで食べない早食いをすると、食事で血糖値が上がるよりも早くたくさん食べてしまうためついつい過食になりやすく、これも胃の負担になります。
胃の負担になるものは避け胃にやさしい食べ物を選ぶ
胃の負担の少ない食べ物を選んで食べるようにしましょう。
フライや天ぷら、マーガリンなどの油っこいもの、野菜の中でも繊維の多いごぼうやセロリなど、砂糖を多く使った甘いものは消化が良くないため胃の負担になりやすいです。
また、刺身などの生もの、胃を冷やす冷たいもの、刺激物の辛いものなども胃の負担になりやすいので避けたほうが良い食べ物です。
これらのものとは逆に胃にやさしい食べ物を選んで食べることが、胃の調子を良くする手助けになります。
やわらかく炊いたご飯やお粥、脂身の少ない鳥のささ身やひき肉、湯豆腐などのたんぱく質、野菜を食べる時には繊維の多い茎の部分ではなく葉の部分を茹でて食べると良いですし、甘い物が欲しい時には白砂糖ではなくハチミツを使ったものの方が胃にやさしい食べ物です。
水分を飲みながら食事をしない
食べたものが胃に運ばれると、胃では酸性の強い胃液が分泌されて食べ物を分解して消化します。
食事をしながら水やお茶、ジュースやお酒などの水分を飲むと胃液が薄まってしまい消化活動に支障が出て胃の負担が増えやすくなりますし、飲みもので食べ物を流し込むような状態になりやすく、結果良く噛んで食べない習慣にもつながりやすいです。
胃の調子が良くない時には食事をしながら水分を摂ることは極力避けたほうが良いでしょう。
胃に休み時間を与える生活習慣
食べたものが胃で消化されるのに必要な時間は、約3時間から5時間とされています。
消化の良いものの方が早く、消化に悪いものだと時間がかかるのですが、特に夕食後は、食後3時間以内に就寝しないことが胃の負担を減らすために必要な生活習慣です。
仕事などで忙しく、帰宅の遅い人は、食べた後にすぐに寝てしまうという人も多いと思いますが、食べ物が胃に入った後は就寝後でも胃は消化活動を続けなくてはなりません。
しかし、就寝中は胃の活動も低下してしまうため、働きの低下した胃で食べ物を消化しなければならない状態になります。
どうしても寝る前にしか夕食をとれない場合には、お粥などの胃の負担の少ないものを腹八分目位の量で食べるようにしましょう。
それでも口周りニキビや吹き出物が出来る時には
単純な胃の働きの低下で出来る口周りニキビや吹き出物は、自分で気をつけることで改善することが出来ますが、胃の負担を少なくするよう気をつけても口周りニキビや吹き出物を繰り返す時には、他の原因が複雑に絡み合っていることが考えられます。
自分で色々気をつけても口周りニキビや吹き出物を改善出来ない時には、まちだ美顔大人ニキビ解消無料Web相談にご相談ください。
現在の体の状態を正しく見極め、原因となっているものを取り除くことで繰り返し出来る口周りのニキビや吹き出物を解消することが出来ます。